皆さんこんにちは。
2025.06.07(sat)~08(sun) 天候:曇り時々雨のち晴れ 最高気温:23.7℃ 最低気温12.6℃
今回は北海道斜里町や羅臼町にある世界自然遺産に認定されている「知床」を巡る旅に出かけました。
国内での5カ所しかない世界自然遺産の一つが北海道の知床です。細長い半島のような形状や深い海峡などから、陸上や海洋などの多様な動物たちが生息しており、その圧倒的な魅力は世界から多くの方々が訪れています。
そんな知床で出会った素晴らしい絶景やヒグマとエゾシカにも出会えたので、その様子をご紹介して行きます。
世界自然遺産!絶景の知床半島でヒグマやエゾシカに遭遇①
知床半島へのアクセス
北海道の知床は、北海道東部の道東にあり、斜里町と羅臼町にまたがる半島です。札幌市から高速道路を経由して車で約6時間、旭川市から高規格道路を利用して車で約4時間30分の場所にあります。
世界自然遺産とは
世界自然遺産とは、ユネスコの「世界遺産条約」に基づいて、世界的に重要かつユニークな自然環境や地質構造、生物多様性を保護・保存するために登録される、人類共通の財産
とありました。詳しくは次のサイトでご確認ください。
知床五湖
知床言えば一度は訪れておきたい場所が「知床五湖」です。
知床五湖には「地上遊歩道」と「高架木道」の二つの歩き方があります。
「地上遊歩道」は知床五湖を巡ることのできる全周3.0kmで所要時間3時間の大ループと、一湖と二湖を巡る全周1.6kmで所要時間1時間30分の小ループのコースがあります。
「地上遊歩道」はヒグマの活動期はガイド付きのツアーに参加する必要があります。それ以外の期間はレクチャーを受けてから入場することができます。
私たちはヒグマ活動期だったため、誰でも行くことのできる、電気牧柵が設置された安全な「高架木道」で一湖だけを巡りました。
電気牧柵には高圧電流が流れているため上がってくることができません
これなら誰でも安心して行くことができるね


知床連山がとてもきれいに見えます

オホーツク海も見渡せました

20分ほどで一湖に到着
きれいだったね

知床峠でヒグマ発見
知床峠は斜里町と羅臼町を横断する「知床横断道路」の途中にあります。
羅臼岳がきれいに見えました

知床峠展望台でヒグマを発見
2頭の子グマを連れた親子でした
親グマについていく子グマがとてもかわいい



観光船
知床峠からの帰り道では、観光船が見えました。
ウトロ港からルシャ湾や知床岬までのクルージングかな

ウトロ漁港
ウトロ港には多くの漁船が停泊してたね
カモメもたくさんいるよ


ホテルからの夕陽
ウトロ漁港近くのホテルに宿泊
曇り空だったけどなんとか夕陽を見れたね
真っ赤に染まる夕焼けも撮れたよ




世界自然遺産!絶景の知床半島でヒグマやエゾシカに遭遇②
プユニ岬展望台
翌朝からプユニ岬展望台からの眺めを楽しみました
晴れてくれるのを祈ります

夕陽台展望台
夕陽台展望台からウトロ漁港を眺めました
少しずつ太陽が顔を見せてくれました

フレペの滝展望台
知床自然センター横の遊歩道から展望台に行けます
フレペの滝は断崖絶壁から流れ落ちていました
壮大な自然のスケールに感動しました


エゾシカの群れ
展望台に向かう森を抜けると草原が広がっていました
そこで鹿の群れを発見
知床連山をバックにいい写真が撮れたね



この2頭がとてもかわいかったね




オシンコシンの滝
水量がすごく圧倒されたね
近くまで行くと滝のミストを浴びれるよ

まとめ
世界自然遺産である「知床半島」を訪れました。国内でも5カ所しかない世界自然遺産が北海道にあります。
北海道東部の細長い知床半島は、山と海で作りだす厳しい自然環境に、ヒグマやエゾシカ、オオワシやオジロワシのほか、クジラやトドなどの海洋生物も姿を見せる世界的に価値ある場所。まさに守って行かなければならない場所だと感じました。
私たち人間の存在も、自然の一部に過ぎないことを認識させられる場所と言えます。こういった環境を多くの人たちが知ることができればいいと実感しました。
何度か訪れている知床ですが、あらためて素晴らしいと思える旅になりました。
北海道に来るなら一度は訪れてみるといいでしょう。それではまた!