キャンプに疲れた!と感じたらズボラキャンプ

どうもnorthcampfireです。

キャンプを実際に経験したけど、準備やテントの設営や調理や片付けなどやることが盛りたくさんで疲れてしまったという方々の声を多く聞きます。

特にファミリーキャンプ層の皆さんに多いのではないでしょうか。

そこで、今回はキャンプで疲れたと感じる多くの意見を参考にしながら、疲れる原因とその対策について考えていきたいと思います。

アイキャッチ:riya mishraによるPixabayからの画像

キャンプに疲れた!と感じたらズボラキャンプ①

■キャンプに疲れたと感じる原因

キャンプに疲れたと感じる原因は人によって様々ではありますが、考えられる原因をまとめてみました。

  • キャンプ道具の準備が大変
  • キャンプ道具の積み込みに時間がかかる
  • キャンプ地までの車移動が疲れる
  • テント設営に時間がかかる
  • キャンプ地周辺での観光やイベントで疲れてしまう
  • キャンプ料理や片付けが面倒
  • キャンプ仲間に気を使って疲れる
  • 虫が嫌い
  • 寝袋だとよく眠れない
  • キャンプ道具の撤収作業が大変
  • 雨天時のテント等のメンテナンスが大変

などあげればまだまだあると思います。そこで何を改善すれば少しでも疲れずに快適なキャンプができるか分野別に考えてみたいと思います。

■疲れる原因とその対策について分野別に考える

疲れる原因を次の分野に分けて考えたいと思います。

  • 道具編
  • 設営撤収編
  • 調理編
  • 生活編

それぞれの分野での原因と対策を考えていきます。

キャンプに疲れた!と感じたらズボラキャンプ②

■道具編

キャンプ道具はベテランになるほど増えるものです。あれがあれば便利とか、これがあった方がいいとか色々考えると、どうしても道具が増えてきてしまうものです。

積込や設営撤収のことを考えると必要最小限にものにとどめたいものです。その対策についてまとめます。

収納ボックスを上手に使う

収納ボックスは様々なものがあります。詳しくは次の記事を参考にどうぞ!

これらの収納ボックスを使うことで車への搬入もスムーズになります。また、収納ボックスの上部をテーブルとして使用することもできるので、テーブルを省力化できます。

チェアの小型化

チェアにも様々なタイプがありますが、大きなものだとかなりのサイズにあり、持ち運びに苦労するものもあります。軽量コンパクトに収納できるものを選択します。

このようなものだと非常にコンパクトです。収納袋も携帯電話やカメラなど小物入れとして利用できるのでとても便利です。

炭や薪からガスでの調理

キャンプといえばバーベキューというイメージです、炭を起こしたり、薪を準備するのも疲れる原因になります。また、炭や薪はかなりの重量になることや多くの収納スペースを必要とします。

そこで便利なのがカセットコンロ。特に焼肉用のガス焼きグリルがあるのでおすすめです。

網を取り外すと「鍋」や「やかん」も置くことができるので、他の調理にも使用できます。

さらにコンパクトにしたい場合は、

炭や薪のスペースをこちらのものに置き換えるだけで道具を省力化できます。また、ガス缶(CB缶)さえあれば、すぐに調理が開始でき、後片付けの手間も省けます。

コメント

テーブルやチェア、炭や薪を見直すだけでもかなり道具を省力化できます。キャンプはやっぱり「バーベキューや焚き火でしょ」という固定概念を捨てて、ここは思い切って「やらない」選択肢もあるでしょう。こうすることでのんびりできる時間を増やすこともできます。

■設営撤収編

テントも慣れてくると短時間でできるようになりますが、慣れていないテントやタープなどを設営するときは、かなり時間を消費してしまいそれだけで疲れてしまう場合があります。

事前に設営方法を学習しよう

いきなり説明書を見て立てる前に、事前に学習してから設営するとかなり効率よく設置できます。最近は動画サイトなどで設営の仕方などを見ることもできます。

オートサイトを利用しよう

オートサイトは車を横付けできるため、道具の運搬が非常に楽になります。さらに電源付きや炊事場付きのタイプもあるのでそういったところを利用するとより便利です。

ペグは工具箱に整理しておこう

ペグは本数も多く、設置するたびに取り出すのが面倒な時があります。テントやタープなどのペグを工具箱にまとめて入れておくと出し入れが非常に便利です。また、ペグをまとめると結構な重さになりテントと一緒の収納袋に入れると袋を痛める場合もあります。別に管理することで効率的にペグを打てるようになります。

このような金属製の箱の方が、土などが付着している場合でもラフに利用できます。

運搬はキャリーカートでスマートに

大型ワゴンタイプを利用している方々も多く見かけますが、とにかく大きく車の収納スペースを圧迫することがあります。キャリーカートはゴムバンドで固定することもでき意外と多くのものを運搬できます。また、そのままクーラーボックス置き場や収納ボックス置き場として利用できるし、取手の部分にものをかけたり、いろんな用途に利用できます。

コメント

フリーサイトなどは景観が良かったり、広かったりと魅力もあるのですが、車両が入れない場合が多く道具の運搬に疲れることもしばしば。運搬の必要がオートサイトや道具の省力化で設営撤収の手間を省いてはどうでしょうか。

キャンプに疲れた!と感じたらズボラキャンプ③

■調理編

すでにテント設営などで疲れる上、さらに調理をするとなるとかなり疲れます。思い切ってキャンプ料理のメニューを見直しすると、時間に余裕ができます。

冷凍食品やレトルト食品に

慣れてくると調理も定番化するなど、キャンプ料理に飽きてくることがあります。そんな時な思い切って「冷凍食品」「レトルト食品」です。最近の冷凍食品は開発が進んでいて、かなり美味しいものがたくさんあります。インスタ映えなどSNSを気にするとどんどん疲れますので、こういったメニューで簡単なものを選ぶといいです。

冷凍食品やレトルト食品は、今後の記事で特集します。

調理用品はクッカーのみ

皿などを準備すると道具も増えてしまいます。できるだけ道具を減らすためクッカーだけにします。クッカーもいろんな種類があるので、キャンプ料理にあった最適なものを選択しましょう。

食器は紙皿や紙コップを使う

食器も紙皿や紙コップを使うと、そのままゴミとして捨てることができます。ゴミはキャンプ場のルールによって違いもありますので、捨てる場合は必ず確認しましょう。

コメント

キャンプでは炭や薪を起こすのが面倒になってくることがあります。そんな時は簡単にできる料理で楽しみこともおすすめです。場合によっては「コンビニ」や「カップ麺」だっていいと思います。

■生活編

キャンプではやることがたくさんあり実際のところ疲れることが多いです。これまでのキャンプにとらわれることなく、面倒で疲れるものはできる限り省力化することが必要です。

キャンプでの生活で疲れることを少しでも解消できる対策を考えていきます。

十分な睡眠をとる

睡眠はとても重要な要素です。疲れをとるにはこれが一番ではないでしょうか。そこでおすすめするのは「コット」の仕様です。

コットには次の種類があります。

  • ハイコット
  • ローコット

それぞれに特徴がありますので、自分のスタイルあったコットを選択しましょう。

蚊取り線香で虫対策①

虫が嫌いなのでキャンプは疲れるという方々も多いです。蚊取り線香でテント周りに複数個設置するといいです。ただし、完全に虫対策ができるわけではありませんが、虫を寄せにくくする効果があります。

屋外専用のものがあるので、こういったものを選択するといいでしょう。

スクリーンテントで虫対策②

テント本体への虫を侵入させないことが重要です。こういったテントには次のようなタイプがあります。

  • ツールームテント
  • スクリーンタープ

ツールームテントは次のようなタイプです。

スクリーンタープは次のようなタイプです。

コメント

キャンプにおいても睡眠はとても重要です。コットでの寝心地はかなり良いものですのでおすすめです。虫対策になると、このようなテントはメッシュに囲まれているので安心して過ごせます。また、蚊取り線香などと併用するとより良いでしょう。

まとめ

キャンプ地までの車移動、観光地を巡ったり、イベントに参加したり、それからテントを立てて、食事の準備をして、焚き火してなど何もすることがないようなイメージのキャンプも実際はスケジュールがびっちりになっていることも多いです。

キャンプ本来のもっとゆったりと自然に親しむ時間を楽しみたいものです。思い切ってこれまでのスタンスを見直してみるのもいいんではないでしょうか。

どこかのフィールドでお会いしましょう。それではまた!