どうもnorthcampfireです。
フライフィッシングをはじめたいけど、なにから準備すればいいの?
初心者ではこんな悩むもあるでしょう。ここでは初心者に必要なフライフィッシングで準備すべき最低限の必要な道具について紹介していきます。
フライフィッシングのフィールド
フライフィシングといっても様々なフィールドが存在します。筆者がこれまで体験した北海道でのフィールドを簡単にまとめるとおおまかに次のとおりです。
- 河川(本流、支流(渓流)など)
- 湖沼(湖、ダム、沼など)
- 海
の3種類と大きく分けることができます。どれも魅力的ではありますが、まず初心者がはじめやすいのは河川、特に渓流での釣りがフライフィッシングの基礎をしっかりと学ぶことができます。
ここでは初心者がはじめやすい渓流での必要な道具と釣り方をご紹介します。
フライフィッシング初心者に必要な道具とは
フライフィッシングに必要な道具の一覧を記述します。
- タックル
- フライリール
- フライライン
- リーダー
- ティペット
- 毛ばり(フライ)
- ウェーダー
- ラインカッター
- フォーセップ
- フィッシングベスト
と最低限でもこれだけ多くの道具を必要とします。さらに雨具や帽子、グローブやリュックなど服装面での装備も必要になるでしょう。
ここではタックル、フライリール、フライライン、リーダー、ティペットまで、初心者におすすめな道具を紹介します。
フライフィッシングのタックル
初心者が渓流で必要なタックルってどんなもの?
そんな疑問をまず抱くことになるでしょう。一般的に渓流といっても山奥のほんとに小さなものから、本流の支流のような中規模河川も存在します。初心者であっても、ある程度中規模河川でも楽しめる8ft前後の#4〜#6タックルがおすすめです。
8ftとは8フィートの略であり、1フィートは0.3048mです。8ftだと約2m40cm程度のタックルということになります。
#4〜#6とは番手ともいいます。ラインの重量や太さなどに関係してきます。数字が高いほど重くなり、飛距離が出やすくなる一方、小さな渓流になると扱いづらい場面も出てきます。
渓流の規模に応じた必要なタックルの長さと番手を選択するのがいいでしょう。
フライフィッシングのフライリール
フライフィッシングにはフライ専用のリールが必要になります。
#4〜#6といった番手によって、フライラインを収められるリールが変わってきますので、購入の際には注意が必要です。
細かいことになるとドラグ性能などに違いがありますが、あまり細かいことよりは見た目などのルックスや釣具メーカーなどで判断してもいいと思います。
フライフィッシングのフライライン
フライラインは釣り方によって、ラインの種類を変えるのが一般的です。なぜなら季節や環境によってトラウトが捕食している虫に違いがあるからです。
そのためドライフライ、ニンフフライ、ストリーマー、マラブーなどフライの種類を変えることになりますが、この時にフライにあった、どのフライラインがマッチしているかということになります。
ここでは初心者がはじめにフライフィッシングの基礎を学ぶことのできる、ドライフライに必要なフライラインをご紹介します。
初心者では、まず渓流で楽しむことのできる#4〜#6の番手のフローティングラインを選択するがいいでしょう。
フローティングラインの種類は
- ダブルテーパー(DT)
- ウェイトフォワード(WF)
などがあります。ダブルテーパーは全体的に均一の太さになっていますが、ウェイトフォワードは距離を出すことができるよう、前方が太く設計されています。
どちらも渓流の規模に応じて選択することになりますが、初心者であればキャスティングを練習する必要もあることから、まずはダブルテーパーを選択することをおすすめします。
また、リールにはあらかじめバッキングラインを巻いておくのが一般的です。
フライフィッシングのリーダー
フライラインが決まったら、その先に結びリーダーを選択する必要があります。
フライラインは遠くにフライを運ぶため、ある程度重量もあるのですが、リーダーはこの先のティペットとフライ(毛ばり)を目的のポイントにうまくランディングさせるため、太いところから徐々に細くなっており、最終的なティペットを結ぶところまでのリーダーと呼ばれるラインです。
また、トラウトに気づかれないよう、透明なラインが多く、その太さも0X〜5Xくらいが主流となっています。
北海道の渓流では、大きなニジマスを狙うこともあり、渓流でも3X以上を選択することもありますが、通常であれば3X〜5Xを選択するのが一般的でしょう。
ハリス換算だと3Xは1.5号、5Xだと0.8号に相当します。
フライフィッシングのティペット
リーダーの先に結びつけ、最終的なフライ(毛ばり)までのラインをティペットといいます。
季節や環境によって、トラウトが何を捕食しているかによって、フライの種類が変わります。そんな時、フライ交換を頻繁に行い、何度も切っては結ぶを繰り返すことがあります。そのために必要な長さを足しておく必要があります。また、トラウトに気づかれないよう、あらかじめ長く足して、ナチュラルドリフトを目指す場合もあります。
ティペットはフライを結ぶ最終ラインであり、トラウトにもっとも近い位置にあるラインです。渓流などの釣りでは繊細なトラウトも多いため、リーダーの太さに応じた適切なティペットを選択する必要があります。
フライフィッシング入門!初心者に必要な道具とは【渓流編】
フライフィッシングは難しいイメージがありますが、ある程度キャスティングなどを覚えてしまうと、どっぷりとハマってしまいます。
トラウトがこの時期に何を捕食しているか、天候や気温、水温によっても、捕食対象が変化し、自然と向き合いながら、釣りを楽しむことができるのも、その大きな魅力と言えます。
必要な道具をそろえようと思うと、結構な経費がかかってしまうものですが、まずは初心者用のセットなどもあるので、まずはフライフィッシングの楽しさを感じるところからスタートしてもいいかもしれません。
いつかフィールドでお会いしましょう!